南平野N邸新築工事、屋根下葺き工事の進行状況

黄金色の街路樹が、美しく彩る季節となりました。
皆様、どうお過ごしでしょうか?

さて、8月から開始した新しい家づくり、建物の構造部分の工事も滞りなく上棟、まず初めに行う工事が屋根工事です、その模様をお知らせいたします。

屋根に野地板を施工する際の支えとなる垂木を渡し終えたところ。
屋根の下地となる野地板を施工する様子。
断熱効果と調湿効果を高める為、野地板を二層にして通気層を設けています。
野地板と屋根材の間にルーフィングシートを施工。

 

現代の木造住宅は99%が工場で材木を加工し(これを「機械加工」または「プレカット加工」と言います)それらを現場で組み立てるだけの工法が主流ですが、弊社丸森ハウスでは熟練の大工さんによる伝統工法を用いた伝統の家づくりを大切にしております。

屋根下葺き工事においても、一般的な構造用合板では無く、国産材を使った木材を使い、二層に施工された野地板にルーフィングシート(防水シート)を敷設、屋根材が何らかの事象で割れたり剝がれた場合でも、このシートが適切に敷設されていれば、二次防水となり、すぐに屋内で雨漏りする様な事を防いでくれます。
また、野地板を二層構造にする事により、耐用年数を上げる効果があります。

今後もさまざまな工程が有りますので順次紹介して参ります。どうぞお楽しみに!